もはや冬の定番ガジェット!
冬の通勤・通学やアウトドア、防寒対策に便利な「充電式カイロ」。使い捨てカイロと違って、繰り返し使えるうえにモバイルバッテリー機能付きのものもあり、スマホ充電にも使えるため“便利さ+実用性”を兼ね備えた人気アイテムです。ただし、これらはリチウムイオン電池を内蔵する電気製品のため、安全性が非常に重要。日本国内での販売には、PSE認証(電気用品安全法の適合証明)が義務付けられており、購入前に認証の有無を必ずチェックすることが推奨されます。
本記事では、売れ筋の充電式カイロ5機種をピックアップ。各機種の「温まりやすさ・発熱持続時間・携帯性・モバイルバッテリー機能・安全性」などを比較し、それぞれのメリット・デメリット、どんな人に向いているかを整理しました。用途(通勤・通学/アウトドア/スマホ充電兼用など)ごとにおすすめ機種が異なるため、「あなたに合う1台」を選ぶ参考になればと思います。
それぞれの製品の特徴、メリット・デメリット
[HAGOOGI] 5000mAh 2個セット
- 5000mAhx2バッテリー搭載
- 360°全面発熱、3秒で急速発熱、3段階温度調節
- モバイルバッテリー5V/2A急速充電対応
- 最大約28時間の連続発熱が可能
- 参考価格:3780円
- 速暖性能が高く、寒い朝でもすぐに暖をとれる
- 充電しながら手を温められるなど、実用性が高い
- 全面発熱でしっかり暖かい
- 磁気式/分離式設計で携帯性に優れる
- 若干サイズと重さを感じる人がいるかもしれない
- 「暖めたいだけ」の用途ではオーバースペックな場合も
数十秒でしっかり温まる印象。バッグから取り出してすぐに手を包み込める暖かさがあり、寒い朝や夜の外出時に頼りになる1台。「外出先でのスマホ充電も安心」と感じる人も多いようです。
[HAGOOGI] 6000mAh 2個セット
- 6000mAh x 2バッテリー搭載
- 2秒急速発熱、3段階温度調節、磁気式分離設計
- 最大約28時間の連続使用可能、5V/2A急速充電対応
- 両手同時使用・家族や友人とシェアが可能
- 参考価格:3580円
- 両手同時に温められる
- ポケットにも入れやすく携帯性抜群
- 急速発熱で、すぐに暖をとれる
- それぞれ独立して使えるので利便性が高い
- 2個持ち歩くと荷物が増える
- 強モードで使った場合、持続時間が短く感じる可能性あり
2個あるので、両手を包むように使え、真冬の寒さでも手が冷えることが少ないという声が多いようです。一方で、容量がやや小さいので長時間の利用では再充電が必要となる場合があります。
[Varlea] 4000mAh 2個セット
- 4000mAh x 2バッテリー搭載
- 2秒急速発熱、3段階温度調、分離式
- 最大約23時間の連続使用
- 参考価格:2280円
- 軽くてコンパクト
- 2個セットで両手同時使用
- 価格が比較的安価
- 公称スペックは過信はしない方がよい
- モバイルバッテリー機能に関する情報が少ない
特に短時間の外出や通勤・通学の際には“サッと取り出せる手軽さ”が好評。ただし、長時間の外出やスマホ充電兼用にはややパワー不足を感じる人もいます。
[YUSIDO] 5000mAh 2個セット
- 5000mAhx2バッテリー搭載
- 360°全面発熱、3秒で急速発熱、3段階温度調節
- 最大約28時間の連続使用
- 参考価格:3980円
- 長時間使用にも対応
- スマホ等の充電にも使える
- 両手を同時にあたためられ、冷え性対策に有効
- カイロ機能でも防災用でも便利
- 大容量ゆえに重さ・厚みを感じる可能性
- 長期間の使用ではバッテリー劣化・充電頻度の高さが気になる
スマホ充電を兼ねるなら、このくらいのバッテリー余力があると安心という声も多いです。ただし「お出かけ用」というより「しっかり防寒&充電兼用用」と割り切った使い方が合っている印象です。
[Tasavz] 10000mAh
- 10000 mAh バッテリー、USB‑C 充電対応搭載
- 最大約8時間の連続使用
- 3秒急速発熱、3段階温度調、分離式
- LEDデジタル表示、操作が簡単
- 参考価格:2980円
- USB‑C 対応で、充電互換性が高い
- 操作が簡単&デジタル表示で扱いやすい
- モバイルバッテリー兼用で、実用性高。
- PSE認証済み
- 高機能である分、価格がやや高め。
- モバイルバッテリー兼用のため、発熱効率がやや妥協
少し重さを感じるものの、“一本化されたケーブル”と充電互換性の高さは便利で、特にモバイルガジェットを多く持ち歩く人にとっては大きなメリット。
比較表・まとめ
| 製品名 | 参考価格 | 容量 | 発熱/温度調節 | 持続時間目安 | モバイルバッテリー機能 | 大きさ・携帯性 | PSE認証 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| HAGOOGI | 3780円 | 5000 mAh ×2 | 急速3秒/3段階 | 最大28時間 | ○ | 中(やや重め) | 取得済 |
| HAGOOGI | 3580円 | 6000 mAh ×2 | 急速2秒/3段階 | 最大28時間 | ○ | 高(小型軽量) | 取得済 |
| Varlea | 2280円 | 4000 mAh ×2 | 急速2秒/3段階 | 最大23時間 | ―/○(機種により) | 高(コンパクト) | 要確認 |
| YUSIDO | 3980円 | 5000 mAh ×2 | 急速3秒/3段階 | 最大28時間 | ○ | 中〜やや重め | 要確認 |
| Tasavz | 2980円 | 10000 mAh | 急速3秒/3段階 | 最大8時間 | ○ | やや大きめ | 取得済 |
おすすめの人
- 通勤・通学時間が長い
- 冬の寒さが厳しい地域で、長時間外出する機会が多い
- スマホやモバイル機器の充電兼用で使いたい
- 両手を同時に温めたい
- 家族やパートナーとシェアして使いたい
- 軽装での外出が多く、携帯性を重視したい
- コンパクトさ・携帯性を重視する
- 手軽に充電式カイロを試してみたい
- コスパを重視しつつ、防寒対策をしたい
- スマホ充電を兼用したい
- 両手を同時にしっかり温めたい
- 防災用・アウトドア用としても使いたい
- USB‑C機器を使っていて、充電兼用したい
- 長時間外出する
- 初めて充電式カイロを使う人、操作の簡単さを重視
充電式カイロは「使い捨てカイロより経済的で、モバイルバッテリーとしての活用も可能」という大きなメリットがあります。ただし、リチウムイオン電池を使っているため、発火・過熱事故のリスクも無視できません。だからこそ、購入する際は PSE認証の有無 を必ず確認することが重要です
今回比較した5機種はそれぞれに強みが異なります。
- 「充電とカイロ、どちらも重視したい」「冬の長時間外出や通勤で使いたい」なら「HAGOOGI 12000mAh」「Tasavz」
- 「軽さと携帯性」「両手同時使用」「ポケットで手軽に持ち歩きたい」なら「HAGOOGI 10000mAh」「Varlea」
- 「防寒と同時にモバイルバッテリーの機能を重視」「防災目的や外出頻度が高い人」には「YUSIDO」
どれを選ぶかは、主に「使う場面」「重視する機能」「携帯性の好み」によって異なります。
いずれにせよ、PSEマーク確認を怠らず、安全性に配慮した製品を選ぶことが最優先。特に安価すぎるノーブランド品や並行輸入品は、バッテリー管理が甘く、発火リスクもあるため要注意です。寒い季節、手軽で安全な充電式カイロを取り入れて、暖かく、快適に冬を過ごしましょう。


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